Rub-A-Dub

| LOVE | TOPIC | LOG | LINKs 1 | LINKs 2 | ME | PLEASE | OTHER |
  
【スポンサーサイト】

一定期間更新がないため広告を表示しています

2013.02.12 Tuesday ... - / -
【フリージア Freesia】



 

    idont know when   @ home






よく行くお花屋さんにフリージアの花。
今年も季節がはじまったんだ、とついつい嬉しくなる。


フリージアという花は知名度が低くて、
私が好きなんだといってもキョトンとされることが多い。丸い花弁のラッパの花が1本の茎にちらほらと咲く姿は確かに地味なのだけど、そうなのだけど、、その姿からは一見想像ができない香りのビビッドさが、わたしは毎年楽しみなんだと思う。


八丈島は、フリージアの栽培が盛んで、季節になると一面がフリージア。フリージア祭りというお祭りまであって、飛行機に乗る前にひと束といわず二束三束と手渡してくれるという。その花束を持って帰って来てくれた人に、一面のフリージア畑のことを聞いて、くらくらするような香りの真っ只中に立ってみたいな、と思ったりした。


ひとを花に例えることが好きで、あの人は霞草、あの人はラナンキュラスと当てはめては、胸のうちでほくそ笑んでいるけれど、わたしはきっとフリージアがいい。目立つというような花ではないけれど、一度かいだら忘れられないような、そんな匂いたつような魅力があったらいいななんて。
これから10年の目標にしようかしら。






2013.02.10 Sunday ... comments(0) / trackbacks(0)
【家の気配  an atmosphere of sweet old home】



 

idon't know when





そういえばこの家に住んでもう10年になる。

10年という歳月は、そこそこの厚みがあって、
生まれたばかりの子どもが、へらず口をたたくほどに成長するだけの、
時間の流れがあるはずだけど、
それでもなお、ときどき感じるのは、この家の住人だった人の気配。



私のおじいちゃんである。
正確にいうと、この家は私の祖父母の家だけれど、
祖父と祖母はかっこよく言うと家庭内別居で、
自分たちが好きなことをそれぞれの家(家を2軒たてたことになる)で、
日がな一日楽しんでは、ごはんは仲良く一緒に中間地点で食べていた。
私が今住んでいるのは、祖父サイドの家、ということになる。

祖父はドイツ文学の先生だった。
生前は大きな大きな机の前で一日中本を読んでいるか、書き物をしているか。
くすんだ色のジャケットに、琥珀のタイピンをつけて、
ときどき外へ出かける以外は、家の中でしか姿をみかけないような人だった。
当時地方に住んでいたわたしは、うすら暗くて、
そして老人特有の湿布やら軟膏やら処方薬のむっとする匂いの
東京の家に行くのは、なにやら気分の重いことであった。


その家に18の歳に上京したときからこの10年(以上)、
住み続けるとは、まさか思ってもみなかった。
10年という歳月の中で、わたし色に塗り替えた部分も多いはずなのに、
ふとした瞬間に、祖父の存在を感じてしまうのは、どうしてだろう。
未だに使い続ける祖父の真空管アンプとスピーカー。
クラシックしか聴かなかった祖父に反して、
わたしはボブ・マーリィも聞くし、トム・ウェイツだって聞く。
昔はもっと激しい音を好んだし、大音量で酷使してきたのに。
だけど最近は、静かにピアノの音を聞くのが、しっくりするのだ。
そんなとき、ふと。
祖父はわたしのとなりのソファにいて、
一緒に音楽を聴いているような、そんな気配を感じて、
わたしはなぜだか安心する気持ちになっている。

調子の悪かったスピーカーは、
いつの間にか元どおりの調子でピアノの音を流している。






2012.07.30 Monday ... comments(0) / trackbacks(0)
【スピーカー speaker】




2008  i dont know when



 涼しいうちに起き出してきて、片方のスピーカーでピアノの音を聞く.
久しぶりに1人で何もしない週末。音楽を聞きながら、本を読む幸せ.

思い返すのは、学生時代後半につらつらと考えていたテーマのこと.
学生時代に先生から言われていたことを思い出しながら、
今置いている立場になってみてわかることが多いことに改めて気づく.
直線的だった考えに、点が1つずつ増えていって、
面になり、立体になり、ゆらぎ、波になる.
様々な視点を持つ豊かさは、それこそ海のような豊かさ.

結局このテーマとは一生のおつきあいになるのだろう.
それが今は、とてもうれしい.

それにしても、どうして片方のスピーカーからしか音がでないのだろう.
がんばれ!おんぼろスピーカー.



2012.07.29 Sunday ... comments(0) / trackbacks(0)
【所作 deed】





    don't know when  okinawa



 昔読んだ本の中で、
 古武道の師が言う言葉として曖昧ながらに覚えている。
 確かこんな感じ。
 「1つの技をどれだけ細かく分割することができるか」
 「たとえ1秒の所作でも、丁寧に細かく分割することが(イメージすることが)できれば・・・」
 「それが、技を極める道だ」
 
 すべての技に通じる道。

 この一連の考えを、
 ときどき思い出すことがある。
 自分の所作は、どうか。



 


2011.12.13 Tuesday ... comments(0) / trackbacks(0)
【 そうだよ 】
 




    2008   i don't know when  tokyo  yoyogi 




   そうだよ
   うん
   そうだよ












2011.12.10 Saturday ... comments(2) / trackbacks(0)
| 1/91 | >>